マルチアンプにチャレンジ8
昨日は2件のアルテックホーンのオークションがあった。結果両方とも次点で落札できず…。
結構いい値段付けたんだけどなー。
残念。
というわけで、今日は入手したドライバーの塗装をする。もう、無聊を慰めるためするったらするのだ。
手元にある802Dは名機と言われるアルテックA7にセットされ、この時期以降のマットなグリーンではなく、初期の少しマダラ模様となるエメラルドグリーンで塗装されている。
しかしこのドライバー、一方がおそらく補修のためだろうか、胴体部分を真っ黒に塗ってある。黒い個体もあるのだから、蓋まで黒くするならわかるけど、胴体だけというのもいかがかと。
購入時点では、少しシンナーかなんかで擦ってやると、グリーン地が顔を出すので、上からクリアでも吹いてやるとお揃いになるのではと、なんて密か期待していたのだ。しかし、手持ちの溶剤でちょっと擦ってみたところ、前のオーナーは私と違い几帳面な性格だったようで、グリーン塗料を落として下地を作ってたようだ。あーあ、一部銀色になってしまった。
仕方ないので、似たようなグリーンで塗ってみることにする。
幸い昔使ってたシンナーがあったので、それでガシガシと黒い部分を擦る。擦る。擦る。手が痛くなった頃、大体の古い塗料が落ちた。あとはマスキング、紙やすり、プライマーで拭いたら、サフェーサーを吹く。
ここまでは車庫に材料が揃っているが、グリーンの色は流石に買わないと。
板金屋なら現物の色合わせしてくれるのだけど、スプレーガンなど持ってないし、別にそこまで色がぴったりでなくてもいいだろう、て事で車用のスプレーを探しに行く。
自宅近くの〇エローハッ〇にて、外装の色見本を見る。あまり緑の種類はなく、近い色は在庫がないか、タッチペン用でスプレーのタイプの製品はない。どうしようかと悩んでいたら、隣に何と車体色の塗料を作る機械があった。これなら、タッチペンしかない色でもスプレー缶になるとのこと。
店員にお願いして、色見本を見せて、G84Pというホンダの軽自動車に使われている色を作ってもらう。作ってもらうと価格が普通の倍くらいになるけど、まあこの際仕方ない。
ということで、色を塗りましたよ。 やっぱり元色より濃く、緑がちだけど、黒よりは目立ちませんね。今度、全部塗ってしまおうかなぁ。もう一つの方も。
マルチアンプにチャレンジ7
マボロシー(イッコーさん風)となってしまったアルテックホーン。この無念さと言ったら、倍返し的な値段でも同じものをすぐに購入してしまいそうな気持ちになるほど人を刹那的にする。(我ながらしつこい) とはいえ急激に痩せ細りつつある私の経済事情もあるので、なんか木工作でもしてやろうかと、イマイチ理解し難い八つ当たりを考えてもみる。
そんな中、見つけたのがアルテックグリーンの802-16dドライバー。今度はオークションではなく、関西のオーディオ店なので安心感もある。前回と違ってラッパ部分は別に調達しなければいけないけど、この価格は悪くない。しかも本当はこちらが欲しかったグリーンだし。
細かなキズもあるけど、予算内であったので即購入した。
これ、安いには訳があり片方のみ胴体部分が黒く塗られている少し残念物件。まあ、後で考えよう、機能に影響はないし。
そしてー、本日到着しました。
※ズボンをグリーンに合わせてみました(嘘
今度は端子も折れてない…そして簡単な音出しチェックも完了しました。
あとはホーン部分を探そう!
いっそ作ってやろうか…。マルチアンプにチャレンジ5
支払いと発送が済み、到着の日となった。アルテックA7に使われている511Bと802-8D のホーンドライバーセット。そして無事配達も完了して大きな箱が2つ手元に届いた。
箱に潰れもなく、開けてみるとエアギャップで包装している。気持ちは焦るが、梱包をほどき本体を確認する。やはりお店で見たのより格段にデカく見える。あちこちに塗装の剥がれが見られるが、20年とか経ってるのでそれは仕方ない。
ヨイショと持ち上げてスピーカーの上にセットしてみる。やっぱりデカいけど横幅がはみ出るわけではないので許容範囲内か。いや、家人曰くど
う見てもデカすぎだろうとのことであるが…。
さてさて、接続しようとドライバーをみると、端子が一つしか見えない。あれれ、と下から見たりすれども一つしか端子がない。
もう片方のドライバーはどうかとみると、やはり一つだけ。よかった壊れてるわけではないかと、ちょっと安心するが、やはり接続端子が一つしか見当たらない。もしやとよく見ると、一つの端子が折れていた。
えー、最初から?ジャンクじゃないし、とネットを見たら端子が2つ画像に写っている。
よもやの運送事故を疑い、入ってきた箱を探るとそれぞれの箱から端子が一つづつコロリと出てきましたー(泣)
明日、販売業者と運送会社に連絡する予定。
動作確認もできないよー。
一歩進んで二歩下がる。振り出しには戻ってないはず…。
マルチアンプにチャレンジ4
さて、ホーンがやってくる。そもそもチャンデバさえまともに使ったことがないうえ、いきなりの3wayということで、接続の変更と動作確認くらいしておかないとなあ。と思っていたけど、やっぱり面倒。でもアイツはヒタヒタとや 足音を立てずにやってくる…いや、クロネコじゃなかったゆうパックだった。
なので、せめてチャンデバのテストをします。
まずはスピーカーの背面端子の接続を変えてみる。内部ネットワークからジャンプバーで切り離し、ウーハーとツイーターを別に接続する。間違えるとツイーター飛ぶので、情報をネットから入手して作業する。だけどこの辺の情報少なくて最後は思い切りで決める。
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それからチャンデバの設置とケーブルの接続。
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そして、まだ無いホーンの代わりを製作する。昔30年前くらいに買ったONKYOのスピーカーのスコーカーを接続してダンボールでホーンらしさをアレンジする。
最後に各アンプとスピーカーを接続する。
仮止めっぽくなったけど、これだけでも大変。指の皮がなくなりそう。
接続完了した。いやー大変だった。
全部のボリュームを最低にして、プリアンプ、チャンデバ、パワーアンプ3台の電源を入れて臭いを嗅ぐ。 焼けて無い感じなのでOK。
ではソースの音楽を入れて、パワーアンプの音量を少し上げて見る。さあどうだ!
マルチアンプにチャレンジ3
調べたところアルテックA7に使われてるホーンは511Bというアルミ製のホーンで、ドライバーは802 とか806とか年代によって型番が違うらしい。ヤフオクにはそこそこの数の出品がある。A7より多いくらいだ。A7の出品もあるけど、たしかにデカすぎて送料を考えると売りにくいので、ホーンだけとか、ウーハーのみとかにバラされてしまうのかもねぇ。寂しい感じ。とはいえ、程度の良いホーンやドライバーは結構な高額取引となっていて、好きな人多いのねえ、この世界。
で、私はといえば程よい価格のホーンドライバーセットに入札。そして無事落札。
価格は内緒、802-8D のドライバー付き。あらら、うちにやってくることになりました。大丈夫かなぁ、まともに音出るかしら…。
マルチアンプにチャレンジ2
慌ただしい9月に夏休み2連休。すまんすまんと言いながら、今月のうちに取得しないと無くなってしまう。とはいえ、その連休も色々と予定があって、半日は自分の時間にキープ。
さて、マルチアンプ化するにあたって必要なものは2つ。アンプとスピーカー。アンプは現在メインの2505とmq80があるので、あと一台だが、これはサブ機のsq503xでなんとかする。本当は管球機が欲しかったのだけれど、予算的にまずはアリモノで。そしてスピーカー、あることはあるけど中高音の単体ものは持ってない。そしてホーンがいいなあと言うことで、探しに行ってみた。調べてみると札幌の白石に2店舗あるようだ。最初に行った店には、ホーンスピーカーもゴロゴロしている。店員も4、5人おり、なかなかの盛況ぶり。古いマッキントッシュ 275なども沢山あって、物欲が巻き上がる。
イヤイヤアンプじゃないってば。
ホーンはJBLのHL87を発見、小さな蜂の巣の値段を聞くと「うーん10万くらいかな」。
断念して次の店に向かう。
次の店は少しきれいな感じだけど、いきなりパラゴンが置いてある。先の店と違い、店員は一人、フレンドリーに話しかけてくる。
とりあえずレコードでパラゴン鳴らしてくれたけど、残念ながらあまり好みじゃない。
どんなシステムなのとか、色々話したところ、ホーンを足してもやはりタンノイでJAZZはねー、という普通の反応でJAZZ聴くならJBLもいいけど、アルテックがいいよという話になった。JBLの人も最後はアルテックに行ってしまうほど官能的な音らしい。ちょっと心惹かれる。
アルテックA7は40万くらいから探せるし、A5は近々に入る予定とのこと。納品予定のA7が地下にあるから見に行く?というので見せてもらった。おお、デカいホーンが付いている、めちゃ無骨なエンクロージャー。ウチのSRMと同じくらいの大きさかなあ。
また来てねー、と言われながら帰ってきましたが、ホーンイイなあ、A7のホーンだけってヤフオクに出てるかなあー。って事で、家に帰ってヤフオクを探してみよう。