newolds’s diary

古いものや新しいこと、趣味のはなし

キーレスエントリーの取り付け

昔乗っていたW124は、使いにくくても可能な限りオリジナルを残すストイックなスタイルで維持していた。だけど、今のW124は「出来るだけ快適に乗るイージースタイル」で行くつもり。もちろん外観とかじゃ無くて、人間が便利に過ごせるよう、色んな補助的機能を付けていきたいと思っています。

そのうちの一つが

「キーレスエントリー」(ドラえもんがポケットから出す感じで)

W124は、ドアのロック、アンロックをエアポンプで行なっているので、ドアの鍵を捻ると「ポン」と豆鉄砲のような音がしてロックが解除されます。

この電動が当たり前の世の中で、「ホンマかいな」と思いましたが本当の話。

そして、当然のように今時キーレスも付いていません、なんとも不便この上ない。

商品を調べてみると、最近はキーレスが標準搭載なので後付けニーズがほぼ無く、そのせいかとても安く手に入ります。そんなんで、ついついアマゾンでポチったのはひと月程前のことです。

購入したのはコイツ。

既に回路図を見ながらハーネスをイジり始めてますが、今回はあまりにもキーレスが安かったので、壊れたらすぐ交換できるように、ギボシ端子で圧着しています。もちろん圧着部分は半田付けしてますので接触不良はないはずです。

さて、次は車の方をバラします。

W124のドアキーロックを司るエアポンプはリアの座席下にあります。気合を入れて座面を外します。むう、重い…。

外れた座面は大事に玄関に置いておきます。

後ろ右の座面は窪みにポンプがカバーに覆われてあります。カバーを剥がしてしまいましょう。

あ、破れた…汗

そして、ポンプにつながっている黄色のケーブルをカットします。大丈夫かと、少しドキドキします。ここにギボシ端子をつけて、キーレスユニットを挟み込むのです。

次は電源ケーブルです。赤が12ボルト、茶がアースのはずです。ここを分岐していきます。あ、ここはバッ直(バッテリー直接続のこと)なのでショートさせないように気をつけましょう(私は火花を散らせてしまいました大汗)。

ほぼ完成。キーレス繋いで動くの確認。おお、動いたー。で、元通りにカバーを元に戻し、キーレスを隙間に設置したら出来上がり。あ、座面もセットしなきゃ。

これで、ドアロック解除で毎回鍵をドアに差し込まなくて済みます。面倒なだけでは無く、キーシリンダーも傷まないし、鍵自体もすり減らない。古い車にはなんともメリットが大きいのです。

と、言い訳してみる。